犬のささこ

しったかぶり犬 /フリース好きの犬 / 激写かゆい犬3 / すがる犬 / そうでもない犬 

しったかぶり犬

「ささー ご飯だよー」    「ぅおぉ〜!」
「ささこちゃんっ!」     「わんっ!」
「今日も元気いいね〜」    「わんっ!」

ささこのご飯前の語らいのひととき
先日の日朝問題に引き続き(日朝問題を語る犬参照)ささこに時事ネタを振ってみることにした。

「田中さんがー」「わんっ!」
「・・あれ? ささ田中さん知ってんの?」  「わんっ」

「ほんとに??」  「ぅぐっ・・・」

「ノーベル賞ねぇー」「わんっ!」
「ん? ノーベル賞も知ってんの??」  「わんっ」

「ほんとに??」  「ぅぐぅ〜・・・ごにょごにょ。。。」←言葉に詰まり下を向くささこ
「うそばっかりぃ〜」  「わんっ!」(←やっぱりそうだったのか!?)

「もうご飯たべる?」   「わんっ!わんっ!わん!(早くそれ言ってよー)」
「お手」       「うぉおぅおー!(しつこーい!)」(←怒りのお手)
「はい どーぞ。」

今日はちょっとしったかぶりのささこ。
早く食べたいから「何でも返事しちゃえ〜」という感じだったようだ。
「知ってる」なんて言うからびっくりしちゃったよ私は・・。

フリース好きの犬

フリースの生地を買った。
家に帰ると、ささこが「おぉー!(待ってたよー!)」とバンザイをして御出迎えをしてくれた。
「はいはい ただいま〜」と玄関に行くよりも先にささこの所に挨拶に行ってしまう私。
・・とここまではどこにでもありがちな犬と飼い主の微笑ましい一場面なのだと思う。
ささこは外部から何か持ち込まれた時には必ずチェックしなければならない性分なので、この日も私の腕に下げられた買い物袋に対し『これは何〜?』と「ささこチェック」が入った。
しかし今日の袋は布が入っているだけなので食べ物の匂いがするわけではなく、きっとささこは「なんだーつまんない」と早々にささこチェックを切り上げ、「じゃ こっちこっち」と私をおやつの置いてある部屋の前まで誘導して行き、「うお〜!(留守番してたからジャーキーでしょ!)」といつものように言われてしまうのだろうなと私は思っていた。・・・・が!
今日は違っていたのだった。
いつものように、ささこは後ろ足だけで立ったまま袋の中に鼻先を突っ込んで匂いや素材を確認していたのだが、「ささのじゃないでしょー。ほら ジャーキー食べないの?」と私が促しても袋に鼻先を突っ込んですーはーしている。。
「ささこちゃん?」怪訝に思い、私がささこの顔が入っている所に手を入れてみると・・・・!
ささこが折り畳んであるフリース地の角をしゃぶしゃぶしているではあーりませんか!!!!ぉぃぉぃぉぃ
ささこという犬には『噛み道楽』という趣味嗜好はあまり無いのだが(←顎が疲れるから)そんなささこが噛み噛みしているとは、よほどのことなのでしょう。。
あーそー。。。気に入ってしまわれたのですか。。。(T-T)だー
その時私は、フリースを後日ささこグッズに変身させることを一瞬にして密かに決意していた。
だって 唾付けてキープされちゃぁね。しょうがないですだ。。。
「ささ 分かったよ。これはささこにあげるから。」私は敗北を認めざるを得なかったのだった。

ほんとは私の膝掛けにする予定だったのに〜。とほ

激写かゆい犬3

かゆ〜

首がかゆいっ

かゆかゆ

ひじもかゆいっっ

かゆかゆかゆかゆかゆっ

わき腹も!か・ゆ・い〜!!

(両足使ってるし・・→)

相当器用です。
ささこさん・・・。

すがる犬

最近ささこは威張っている。
・人を顎で使おうとする
・要求は絶対通す
・口ごたえをする 等々・・.
そんなのいつものことでしょと言ってしまえばそうなのだが、いつもにも増して、そう 言わば超ウルトラスーパー威張り犬2002冬支度バージョン!という感じでなのである。。。

やはり、このような状態にさせておくのは問題があると考えた私は、ここはビシッと飼い主の威厳を見せつけるためにもささこに対して毅然とした態度を見せなければと早速行動に移すことにした。

洗濯物を干していると「おぅおー」と何やら言ってくる犬がいる。
通常モードのささこならば私が干し終わるのを待ってから、終わった瞬間を見逃さず
「おぅお〜!!(終わったらささと遊ぶんでしょ!)」と言う。。(←これもどうだかな〜・・でも待ってるし。)
しかし、超ウルトラスーパー威張り犬2002冬支度バージョン!のささこは待たない。
私が振り向き、目が合う度に 「おぅっ」
「何?」と言おうものなら、すかさずおやつの置いてある場所まで行き 「うぉお〜!」って・・・。
それでも「ダメダメ 後で」と言って作業を続ける私。
ささ小屋の近くで干していると、今度はささ小屋の上に跳び乗り「おぉ〜!」と少しでも私の顔の近くで訴えようとするささこ。
でもダメ。今日の私はいつもの甘い飼い主ではないのだ。と自分に言い聞かせ、威張っているささこを無視し、なおも洗濯物を干すのに専念していた。

しばらくは私の後ろ姿に「わんっ!」とすごんでみたりしていたささこだったが、そのうちに静かになった。
よしよし・・やっとおとなしくなった。。とほくそ笑みながら回れ右をしようと片足を後ろに引いた瞬間!ふくらはぎをがしっと掴まれた。
!!!!? 驚いて見ると、私の後ろでささこがお座りをした状態のまま、私の引いた片足に両手をかけ私をまっすぐに見上げていた。
その姿はまるで「御代官様 それだけは勘弁してくだせぇ」と言ってすがりつく町人のよう・・・。
『ささが悪い子でした。でも無視しないでぇ〜』きっとそんな感じ。
「ぷ ぷぷぷ・・・」それまで頑なに毅然とした態度を崩さないで厳しい飼い主を演じてきたのに〜・・・思わず吹き出してしまったよ。へろへろ〜

もう私の負けでござる。ささこにはササミジャーキーが授与された。

う〜ん実はこれもささこの作戦だったのかも・・・?
メデタシ?   

そうでもない犬

新しいドッグフードを買ってきた。
「ささ〜♪ ちょっと食べてみる?」
「うんうん♪」しっぽを振り振り答えるささこ。
「じゃ 欲しい犬は座って座って。 んで ここに手ね。」
私はささこを前に座らせ前足を揃えて私の膝に置かせる。←この体勢が私はお気に入りだ。いつも偉そうなささこが私に傅いているようだから(笑)

そんなこんなで準備が整い、ささこの試食タイムである。
「はい どーぞ」一粒つまみ、ささこにお給仕する。
ぽりっぽりぽり・・・ささこはたとえそれが直径1cmに満たない粒でも必ず噛まないと食べられない。
同時にしっぽがパタパタ揺れ、なかなかいい反応が返ってきた。
よしよし・・「もっと食べる?」  「わんっ」
これは気に入ってくれたと気を良くして更に1粒2粒3粒・・・ぽりぽりぽり
「ささ おいしい?」
いい返事が返ってくると自信を持って聞いた私であったが、ささこの返事は「・・・・・」(無言)
えっ・・動揺しつつ確認してみる。
「そうでもない?」   「わん」
なぬぅぅ〜 と一瞬思ったが、きっと何かの間違い。たまたま言っただけかもと思い、再度ささこにドッグフードを試食いただいた。
ぽりぽりぽり・・・  しっぽはパタパタ。
この時は確かにしっぽを振ってるのに・・。ではでは もう一度聞いてみるぞ。
「ささ おいしい?」   「・・・・・・・」(無言)
ぅわ〜〜ん また?(ToT)

そして聞いてみる
「そうでもないの?」   「わんっ」

もーもーもー 厳しいねぇ・・・。

 犬のささこ


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