犬のささこ

行儀のいい行儀の悪い犬 / 奇跡体犬 / 取り引きする犬 / 正義の味方犬2

行儀のいい行儀の悪い犬

7月中旬 連日の雷にビビリ、自ら編み出した技で窓を開け、勝手に家の中に避難している犬がいた。(作戦を変える犬参照)
7月下旬 連日の朝晩発生する濃霧を気味悪がり(←ヘッドライトの光などが霧に乱反射し結構不気味なのです。)、勝手に家の中に避難している犬がいた。
7月末〜8月中旬 地形の関係で近隣4市町の花火大会の音が丸聞こえの我が家。雷と同じく花火も苦手なささこは勝手に家の中に避難していた。大きめの花火大会は近隣市町で合わせて6回、内2回はわが町の行事であり、それらが行われない日でも、目の前の海岸で子供会の行事や、若者達の集まりでの花火大会が連日のように行われ、夏の間ささこは夜になると毎日のように家の中に避難せざるを得ない状況であった。

だがそんな夏も終わり9月である。さぞやささこには穏やかで平和な夜が訪れているであろうとお思いになるでしょう。
・・・がしかし、何故かささこは今夜も夜ご飯を食べた後はしっかりと家の中に入っているのである。

先日こんなことがあった。
ささこ達の夜ご飯が終わった後少しして、ちょうど父が車で帰宅した時のことだった。
父が車から降りた瞬間、ささこが待ちかまえたように父の元に駆け寄り
「おぅおうおー!」と何かを訴えていた。口調からして「おかえりなさい」ではないことは感じとれる。( ̄- ̄) う〜ん
「何だ?ささ、ご飯まだなのか?」と、父。
「うぉうおぅおぉ〜!」
「さんぽか?」
「うーお〜 うぉおぅお〜!」ささこは威張って何かを訴え続けていた。
そんな父とささこのやりとりが家の中にいた私の所にも聞こえたので、私は庭に面した部屋の掃き出し窓を少し開け、そこから顔を出し「ささ何したの?」と問いかけた。・・・・・その時
父の方を向き一生懸命何かを訴えかけていたささこはクルリと向きを変え、チャーンス☆とばかりにこちらへと走ってきた。そして、顔を出している私の足元、幅にして20cm程の窓の隙間から体をねじ込み、次の瞬間にはしっかりと家の中で満足げな表情をしてくつろいでいたのだった。・・・・( ̄- ̄||) ささちゃん。。
そう、先程ささこが父に一生懸命に訴えていたことは「ちょっとお父さん!ささが中に入りたいのに窓が開かないんだよぉ!何とかして!」ということだったらしい。(←その日は鍵がしまっていた)

しかしささこはその後、別に家の中に入ったからといって、家族に対し「かまって〜」とうるさいわけでもなく、傍らに置いてある大好きなおやつ(ジャーキー・ガム・ビスケット)に人の目を盗んで手を出すわけでもなく、ただおとなしく誰もいない部屋で爆睡しているだけなのである。(あ 時々寝言は聞こえる(笑))
そして夜も更け、私たちが寝る時刻になり、通りすがりに「ささ、じゃぁもう寝るからね。ささも寝なさいよ」と声をかける。するとささこは寝ぼけまなこでその言葉に耳を傾けるとおもむろに立ち上がり、「はい おやすみなさい」と、ひとりであっさりと外へ出て行き、外の自分の小屋で朝までぐっすりと眠るのだった。。。
う〜ん・・ささこの目的とは一体何なの?毎日ナゾ。

家の中に入っても特に何も問題行動はないのでつい私たちも容認してしまっているけれど、
・・・う〜ん でもねささちゃん、いくらお行儀良くしてても、外犬が家の中に入ること自体お行儀の悪いことですからっ!残念っ!
とりあえず敷物からはみ出さないようにしてね〜 斬りっ(`O´)ノ

奇跡体犬

実はささこと私はかつてアンビリーバボーな体験をしたことがある。
今考えても一体何だったのだろう?と思ってしまう出来事だが、夢ではなく、本当にあったミラクルな出来事なのである。。。

もう随分前(めいちゃんがいない頃)のことになるが、ある日いつもと同じように、いつもと同じ散歩コースをたどり、いつもと同じ海岸へとやってきた時のことだった。
その海岸はまず手前に松林と石ころビーチがあり、そして小川に架かる橋の向こうは小さな漁港となっており、そこには地元の人達がウニやアワビ漁で使うたくさんの小さな船達が陸にワイヤーで引き上げられ、海に出る時を待っている。船を引くためのワイヤーは通路を挟んだ所にある機械に接続されているため、その通路部分には船の数だけワイヤーが地を這うように横たわっているのだった。(写真参照)
その日も辺りに人が見あたらなかったので、私はいつものように「いってらっしゃ〜いっ!」と、ささこの引き綱から手を放した。同時にささこは元気良く駆け出した。
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだーっ!
いつもの調子で引き綱を引きずりながらささこは全力疾走。加速しながら100m程ある通路を一気に走りきろうとしたその時!
「ぎゃん★」
悲鳴と共に突然ささこがその場に激しくひっくり返った。
「?」と思った私はすぐその場に駆け寄ってみた。ささこは自力で立ち上がったが、突然何が起こったか分からないかのようにその場に立ち尽くしていた。
きっと引きずられていた綱の先の輪がそこら辺の何かに引っかかってささこの動きを止めたのだろうぐらいに思っていた私はささこの引き綱の先の状況を見て驚愕した。(?_?)
なんと、全長1.5m程の引き綱の先から1m程がその地面を這うワイヤーに巻き付き、人間業では不可能なほどがんじがらめになっていたのだった。
「は?」一瞬、我が目を疑った。今私は夢を見てるの?落ちつけ〜・・と冷静に考えてみた・・・が、状況は変わらなかった。しかし、何がなんだか分からないのはささこの方だろう。気分良く走っていたところを何かの力によって突然引き止められたのだから。。。
とりあえず、私は綱をほどかなければいけない。にぎりこぶし大の団子状になった謎の結び目をほどかないことには家にも帰れないのだ。・・・しかし
(+_+)何なのでしょう?どういうことなんでしょう?その結び目は見た目以上に信じられないほど複雑に、固く、難く結ばれていたのだ。ささこが駆け抜けようとした一瞬、引き綱とワイヤーが勢いよく垂直に交わったであろうその瞬間、一体何が起こったのだろうか?よく、マンガや時代劇などで忍者が城などに進入する際ロープの先に鈎状のものがついた道具を木の枝などに向かって投げつけると、シュルシュルっとそれが巻き付き、しっかりと固定される、というようなシーンを見たことがあるが、万に一つの可能性で今回、引き綱の先がその忍者の道具と同じようなミラクルな動きをしたのだろうか?とも考えたが、どう考えてもささこが引きずっている物はフツーの、何の変哲もないただの綱であるし、ワイヤーもいつもどおり地面に横たわっていただけだし、ささこはただ走っただけだし、今回の場合、何よりその絡まり方が尋常じゃない。。。σ(--#)う〜む 謎は深まるばかりなのだった。

そんなことを考えつつ私はその結び目をほどく作業に勤しんでいたが、やはり手強く、遅々として作業ははかどらなかった。
「も〜何なの〜 どうしよーここに軽トラとか来たら危ないじゃないよ〜」
ささこをそこに置いて助けを呼びに行くこともできず、1人で泣きが入りつつあったそんな時、
当事犬であるささこは無情にもこう言い放った。。。
「わん!(も〜早くしてよぉ!さっさとほどいちゃってってば。ささは散歩の途中なんだから!)」
そんなっ私だってがんばってるのに〜っ( ̄- ̄||)

その後、業を煮やしたささこに激を飛ばされつつも悪戦苦闘し、幸いにも何とかかんとか少しずつほどくことが出来たが、ささこが開放された頃にはとっぷりと日が暮れていたのだった。はぁ〜

・・・という話。信じていただけますか?

取り引きする犬

ささこはやたらと強運の持ち主である。
幼い頃何度も生命の危機に陥った時も見事に生還したということからもそれは窺えるが、最近役に立っていることは懸賞運の強さだろう。
ささこの飼い主である私といえば、昔から懸賞関係というものは連戦連敗のくじ運無し子だったが、ある時試しに紗々子の名前で応募してみたところ見事当選!私はこれまで経験したことのないヨロコビに狂喜乱舞した。・・・・なんてこともあり、その後懸賞応募は紗々子の名前で応募してしまうのだった。
懸賞マニアの方のように毎日何通も応募したり、宅配便が毎日のように届くのざますよ。というようなことはないけれどこれまでの紗々子さんの当選品は、食べ物・飲み物・化粧品・ぬいぐるみ・ドッグフード・金券・バッグ などなど多数あり、その度に飼い主としては紗々子のお陰で得をさせてもらっているのだ(^-^)v

先日、地元紙のプレゼント当選者発表の欄を見ていると『○○町**紗々子』と書かれていた。「やった!紗々子また当たったよ〜」と喜んでいると、数日後500円分の図書カードが送られてきた。
しかし、送られてきたからと言ってここで猫ババするわけにはいかない。物事には通さねばならぬスジという物があるのだ。あくまで紗々子宛の当選品である以上ささこに了解を得ないことには使うことは出来ないと考え、いつもそうするようにまずはささこに報告&お伺いを立てた。
「ささ〜、ささに図書カードが届いたよ!」
近付いてきたささこはクンクンとその封筒をチェックした。そして「それで?」という顔で話の続きを促した。
「で、ささは本読まないよねぇ?だからこの図書カード貰ってもいい?」
そこまで言うと突然ささこはプイッと後ろを向き、スタスタと私から離れて行ってしまった。。。(←ダメってこと?)
「ちょっとちょっとささちゃん!・・じゃじゃあ、ジャーキー買ってあげるから!」
その言葉に反応しささこは立ち止まり、こちらを振り向いた。(←ヨシ!もう一息!d(`・ω・´))
「ほねっこも買ってあげるから!」
すると、キラーン☆とささこの目が輝き、しっぽを振りながらこちらへやって来た。
そして私の鼻にささこの鼻をちょんとくっつけて交渉成立。
・・・ふぅ〜良かった良かった。。と一息ついた私はそこで気付いた。
Σ( ̄□ ̄;)ハッ 500円の図書カードよりジャーキーとほねっこの方が高いじゃん!
うあぁ〜・・・・・またしてもささこにしてやられてしまったぁぁ〜。(←バカ)

・・て、こんな事を書いている今日は、「ドッグフードのサンプル&カワイイ愛犬の撮影方法DVD」が当たった。わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
でもこれは100%犬たちのための物なので、はい。問題はありません。
ささことめっことで仲良く食べましたとさ♪

正義の味方犬2

でっかい蜘蛛が、めこに接近していた。

と、そのとき!!

瞬殺。(-_-)

蜘蛛は天国に逝ってしまいました。

そこまでしなくていいのに・・・。

 犬のささこ 


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