犬のささこ

洗われる犬 / 規則正しい生活をする犬/ モヒカン犬/ お願いする犬/ 七・三犬 / 元気のない犬 

洗われる犬

きたない犬だったので、ささこを洗うことにした。
「ささ〜、ちょっと来てね」風呂場へGo!
「はい、シャンプーね〜」ごしごしごし…
ささこはとってもおりこうさんなので、おとなしく洗われている。
ごしごしごし…
しかし、これは嵐の前の静けさであった。ささこは黙って怒りをためていたのだった。
シャンプーが終わり、ささこを外に出すと・・・・!!!!
だだーーーーーーーーっっっっ!!!!!庭を右から左へ全力疾走で駆け回り、勢い余って隣への坂も登ってる〜!!そしてそのあと
「おぉーいっ ( ̄〇 ̄;)」・・ ぽっきー(ささこの兄)の家に走っていってしまったよ・・・。
私は「はぁぁ〜」というため息と共にぽっきーの家にささこを迎えに行った。
「ぽっきぃ〜…ささ来てた?」
『わーいっ!!遊んでいくんでしょ?』ぽっきーは相変わらず愛想がいい…。
ささこは…私のことを無視して、あっ!ぽっきーの家の裏の方へ。
おいおいおい・・・
追いかけようとすると私をあざ笑うかのようにさらに坂を登っていってしまう。私の10m程先で立ち止まっては『へへーん!ここまで来れる?』って顔で振り返るささこ。

どーしましょうか・・・

規則正しい生活をする犬

所用があり、朝の早い時間に出掛けなければならなかった日。
ささこに「行ってきます」を言わねばと、早朝6時に声を掛けた。
「ささ〜、まだねてんの?(あたりまえだが)起きて〜」
と声をかけたが反応ナシ・・・。
続けて「ささー ささー ささー」
・・・・全く反応無し。
そこからではささこの様子が見えないので、一歩外へ出て小屋の入り口付近を覗くと、ビーズクッションにぽすっとおさまり、顔だけぽてんと小屋からはみ出している犬の姿が見えた。そしてその犬の表情は・・・・・
・・・・しっかりと・・目をつぶっておりました。はい・・。(T-T)しくしく
完全無視を決め込んでいる様子。
・・・まだささこにとっては起きる時間ではなかったらしい.

『だって眠いし。』(ささこ)

 モヒカン犬。

お願いする犬

私が家で家事をしている時などに、妙にささこが私の後をついてまわったり、目が合うと「うおーおー」とか言ったりする時がある。
こういう時はささこの方で何か私に用がある時である。
まっすぐな目でこちらを見上げているのでついつい「何?」と訊いてみる。
するとキラッ☆と瞳が輝き『やった』という表情でしっぽをパタパタさせ、「おーおーぅおおーうぉー」と何か訴えるのであった。
・・・しかし、「うおぉー」では私の犬語に関する理解の範疇を超えているため、ささこが何かをしたいということまでしか分からない。
更に詳しくささこに訊かなければならないのだった。
「おなかすいたの?」「・・・・」←違うらしい。
「ジャーキー欲しいの?」「うぉっ」(しっぽはパタパタ)←それもいいけどという感じだけどちょっと違うらしい。
「散歩に行くの?」「ぅおーおぉーっっ!!!」←ビンゴだったようだ。
「さっき行ってきたんじゃないの?」「・・ぅう」
「でもまた行くの?」「おぉーぅ!!」
「行ってきたんでしょ?」「おーおーおぉー ぁうおーおぉー(さっきのはお父さんに付き合っただけ。散歩じゃないの。今度はささの散歩なの!)」
「・・・・う〜んそうなのか・・。」
みょ〜に納得させられて散歩に行くはめに。(激甘)
訊かなきゃよかった・・

 七・三犬。

元気のない犬

ささこは食欲の秋に突入したらしい。
いつものようにご飯を持っていくと
「うおおー!(おそーい 待ってたよー)」と すでに御立腹のようだった。
「待ってたの?」「おおー!」←大きい声
「あ そう。じゃ座ってね。」(ささこ座る)
ご飯を盛りつけながら
「お腹空いたの?」「わん!」←大きい声
「んじゃぁ お手」 ばしっ☆ ←ちから一杯お手
「じゃ反対の手は」 ばしっ☆ ←同じく反対の手
「ささこちゃん」「わんっ!」←とても大きい声
「お 元気いいねえ。」「・・・ぅぅ」
「あれ?元気ないの?」「・・・うん」
「なんで元気ないの?」「・・・・・・。」
「・・・お腹ペコペコなの?」「ぅおお〜ぅ」(そーだよぅ もぉー)←ちょっとせつなげ
「早く食べたいの?」「わんっわんっわんっ!!」(早くちょうだいよぅ!)

「はい・・分かった。 どうぞ。」

              


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